ドクターズインタビュー

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院長紹介

院長

石川 亮(いしかわ りょう)

石川 亮(いしかわ りょう)

経歴

1991年
朝日大学歯学部 卒業
2000年
兵庫県西宮市にて石川歯科医院を開設
2015年6月
兵庫県尼崎市に移転 石川齒科醫院開設

所属学会/スタディグループ

日本歯周病学会 指導医・歯周病専門医
日本臨床歯周病学会 認定医
日本臨床歯周病学会 歯周インプラント認定医
日本歯内療法学会 会員
日本審美歯科協会 会員

AAP(アメリカ歯周病学会) 会員
EAED(European Academy of Esthetic Dentistry;欧州審美歯科学会)Affiliate member

5-D Japan アドバンスコース インストラクター
5-D Japan 歯内・修復コース インストラクター
5-D Japan ペリオ・インプラントコース インストラクター
5-D KSG(関西スタディグループ) 会長

院長インタビュー

歯周病は患者さんが治すもの
私たちはそのお手伝いを
するだけです

石川齒科醫院の歯周病治療におけるコンセプトは?

石川齒科醫院の歯周病治療における
コンセプトは?

interview01

歯周病が進行して、他院で治療を続けても改善されない、そんな方に“結果”が出る治療を行うことです。
と言っても、実は当院の歯周病治療は非常にシンプルで、“歯磨き指導”と“歯石除去”が中心です。
それは、「歯周病は患者さんが治すもの」だと考えているからです。
私たちはそのお手伝いをするだけで、あくまで“主治医”は患者さんなのです。

歯周病の治療では“セルフケアが重要”ということですか?

歯周病の治療では“セルフケアが重要”
ということですか?

interview02

患者さんによる歯磨き、歯周病治療はこれに尽きると思います。
ただし、漫然と歯磨きをしていても効果は出ず、結果には繋がりません。
まずはご自身の口腔内の状態を把握し、セルフケアの重要性を理解して、これまでとは意識を変えてケアに取り組んで頂かなくてはいけません。
そのために、当院では歯科衛生士が中心となって口腔内の現状への“気づき”を促し、意識の変化を起こすように努めています。
意識が変わればセルフケアの精度は高まり、おのずと結果に繋がるはずです。

よく患者さんにお伝えするのは、「歯周病は、あなた次第」ということです。
患者さんの協力なしに、結果は出ませんし、専門医に相談したら治るというものでもありません。
治すのは、あくまで患者さんなのです。

歯科衛生士の存在も重要となりますね?

歯科衛生士の存在も重要と
なりますね?

interview03

非常に重要です。
当院には“日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士”や“日本歯周病学会認定歯科衛生士”といった歯周病に関する専門資格を持った歯科衛生士が在籍していますが、そうした専門資格を取得するにあたって重要視されるのが、「歯科衛生士が主体となって、患者さんにどんなサポートを行ったか?」です。
実際、試験ではそういった内容の説明を求められることが多いです。
普段の診療で患者さんとのコミュニケーション、また気づきを促す取り組みなどを行っているからこそ、そうした専門資格が取得できたのだと言えます。

専門資格を持った歯科医師・
歯科衛生士
お一人おひとりに
“オーダーメイドな治療”を提案

石川齒科醫院の歯周病治療の特徴は?

石川齒科醫院の歯周病治療の特徴は?

interview04

歯科衛生士だけでなく、私自身も“日本歯周病学会 専門医”の資格を持っていて、歯周病に対して質の高い治療を行うことができます。
また歯周外科治療や再生療法などの専門的な治療に対応しています。
ただ、こうした専門性の高い治療がすべての患者さんに必要かと言えばそうではなく、歯周病がまだあまり進行していない方、すでに重症化している方、それぞれに応じたオーダーメイドな治療方針が提案できるのが最大の特徴かもしれません。

患者さんごとに治療方針がカスタマイズできるということですね?

患者さんごとに治療方針がカスタマイズできるということですね?

interview05

そうです。
そのためには、幅広い治療の選択肢を用意しなければいけません。
歯周病の基本治療はもちろんのこと、今お話しした歯周外科治療や再生療法、そして抜歯に至ったケースではインプラントなどの補綴治療と、多彩な治療の引き出しがあり、様々なケースに対応可能な体制を整えています。

なお、歯周病の方へインプラントを行うのは難易度が高いのですが、“日本臨床歯周病学会 歯周インプラント認定医”を持っていますので、骨造成により破壊された歯槽骨(歯を支える骨)を補った後、できるだけ長持ちするようにインプラントを植立致します。

過去には
戻れないかもしれませんが、
未来は変えられます
それを信じて、一緒に歯周病の
改善を目指しましょう

歯周病治療に力を入れて取り組むようになったきっかけは?

歯周病治療に力を入れて取り組むようになったきっかけは?

interview06

歯周病が、歯を失う一番の原因だからです。
歯周病治療に本気で取り組もうと思ったきっかけとして、こんなエピソードがあります。
ご高齢の女性の患者さんがおられて、総入れ歯を入れられていたのですが、「痛みもなく、調子が良い」とおっしゃっているのに「孫の誕生日会には行けない」と言うのです。
「どうしてですか?」と尋ねると、「生野菜が食べられないから」だと。

ファミリーレストランなどで家族全員でお孫さんの誕生日を祝うというのに、食べられない物があるために、家で一人、留守番をしなくてはいけない。
この時、歯は“そういうためにある”と痛感したのです。
そして、「歯を失う前に出会わせて頂けていれば、何かできたかもしれない」と、そう思ったのです。

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interview07

歯周病の進行度をお伝えする際、よくこんな説明をします。

もしあなたが、がんで、ステージがどのくらいかを知った時、真っ先に考えるのはご自身の余命のことですよね?
歯周病も進行度により“歯の余命”が左右されるという点で、がんと共通しています。
ですが、がんの治療はご自身の努力では何ともならない。
でも、歯周病治療ではそれが可能です。
お口の現状に気づき、意識を変えてケアすれば治癒・症状安定が目指せるのです。

もちろん、歯周病が進行した歯では、治療が間に合わず抜歯せざるを得ないこともあります。
それでも、お口の中にまだ治療が間に合う歯があれば、それを救うことは可能です。

過去には戻れないかもしれませんが、未来は変えられます。
それを信じて、私たちと一緒に歯周病の改善を目指して頂きたいです。

06-6438-5565