「歯磨きしかない」と考えています

歯周病の発症のメカニズムは明らかにされつつあって、改善・予防可能な病気と言えます。
では、どうすれば改善・予防できるのかと言うと、石川齒科醫院では「歯磨きしかない」と考えています。

当院の歯周病治療は“歯磨き指導”と“歯石除去”を中心とした、とてもシンプルなものです。
患者さんに口腔内の現状を詳しくお伝えし、「歯周病は自分で治す病気なのだ」と意識を変えてもらい、セルフケアの精度向上のために歯科衛生士が中心となってサポート致します。

そうしてセルフケアの重要性に気づき、熱心にケアに取り組んで頂ければ、結果に繋がります。
その“気づき”を生み出すことこそが当院の治療のコアで、そしてそれが生み出せる環境にある点が当院の特徴であり、専門性の高さでもあるのです。

患者さんの意識を変えて“結果”に繋げる

当院が目標としているのは歯周病の治癒・病状安定で、確かな結果を出すことをモットーとしています。
ですが、そのためには患者さんに意識を変えて頂く必要があります。

当院へは「他院で長年治療を続けているが、結果が出ない」とご相談頂くことが多いのですが、そうした方のお口を診ると大抵はセルフケアがきちんと行われていません。
それは患者さんの歯の磨き方に問題があるだけでなく、これまで歯科医院で口腔内の現状について説明を受けておらず、改善するためにはどうすればいいのか、治療の結果、口腔内がどう変化したか、そういったことをきちんと伝えられてこなかったことが大きな原因と考えられます。

石川齒科醫院の歯周病治療では、患者さんに今のお口の状態への“気づき”を促し、意識を変えてセルフケアに取り組んで頂けるように、歯科衛生士が中心となってサポート致します。
意識が変わればセルフケアの精度は高くなり、おのずと結果にアプローチできるようになるはずです。

お一人おひとりの状態に合わせてオーダーメイドに対応

ただし、患者さんによっては時間がかかることもあります。
なので、よく患者さんに「半年だけ時間をください。その間、頑張ってケアして頂ければ、必ず結果はついてきます」とお話ししています。
結果が出るまで半年以上かかる方もいれば、3ヶ月で変化が実感できる方もいます。
また、セルフケアの重要性についてご理解頂くまでに、時間を要することもあると思います。

そのため、当院では患者さんお一人おひとりの状態に合わせて、オーダーメイドに対応してセルフケアの精度の向上をサポートさせて頂きます。

歯周病は無症状で進行することの多い病気です

歯周病は無症状のまま進行することの多い病気で、自覚症状を頼りに受診を判断すると、すでに病状が進行していて治療の選択肢が狭まったり、思うような結果に繋げられなかったりする恐れがあります。
なので、「何も症状がない」からと言って安心せず、定期的に受診して口腔内の健康チェックを受けるようにしましょう。

歯槽骨や歯周ポケットの状態を確認します

歯周病の検査では、レントゲン撮影により歯槽骨（歯を支える骨）の状態を確認したり、プロービング検査により歯周ポケットの深さや出血の有無などを調べたりします。
また、適宜、口腔内写真撮影を行ってお口の中の状態を確認します。

歯周病の治癒・病状安定という結果を目指す以上、こうした客観的な検査データ・画像は重要で、これらの検査結果を基に治療効果を評価していきます。